2026-09-30 v0

「有機JASとらないの?」と、お客さんに聞かれたことは14年の間一度もありませんでした。それを聞いてくるのは行政だったり、バイヤーさんだったり、つまり作る人と食べる人の間にいる方達です。

有機JASを取るためには沢山の時間と手間、そして毎年認証期間に払う費用がかかります。そもそも私みたいな新規就農者がとることは現実的ではありません。

なぜなら畑を「借りて」いるから。この14年間で地主さん都合で返した畑は5枚もあります。面積にして1.5ha。仮にそんな畑で時間をかけて有機JASを取得しても、返すように言われたら全て無駄です。

国の農業政策は「大規模農業」→「高付加価値(六次化)」→「有機農業推進」と変わってきて、今いろんな補助金が有機農業に充てられるようになりましたが、この有機JASをとってないと対象外になることが多く、私はつい毒付いてしまいます。

無農薬・無肥料で、在来種を繋いで畑を4ha守り続けてるのに、それを見捨てて何が有機農業?何がSDGs?…聞いて呆れます。

商談の場でも、有機JAS認証を取得している商品しか扱わないところも少なからずあり、先日も「名刺作るようなものでしょう?なんでとらないの?」と言われましたし、加工品に関しても原料の半分以上が有機JASでないとダメ、と言われたりもしました。

何が「ダメ」なのか。
そんなに認証が大事?
それよりも大切なことがあるんじゃない?
そもそも誰のための認証なの?

オーガニック界隈では、少し前は確かに大事だったと思います。オーガニック食品が「健康食品」だった時代。でもここ数年、特にコロナ禍以降は健康食品からエンタメの一部に変わってきていると肌で感じています。オーガニックはおいしい・楽しいに変わってきています。

どこのお店にいっても有機JASマークのついた大手オーガニックメーカーの同じ商品が並んでいた時代がありました。でも今お客さんが求めているのは「食の安全」よりも、本当の意味での「血の通ったオーガニック」ではないでしょうか。

こんな風に足を泥だらけにして真夏の炎天下に作業をしていることが、あのマークから伝わるはずもありません。

今はこうした血の通った情報が求められているし、それが責任でもあると思います。全てあのマークにしておけば安心でしょう。現地を見なくても、どんな人がどんな想いでやっているのか知らなくても、マーク集めてた方が簡単だし、責任もない。

ここくはこれからも、マークを取得した情報優等生にはなりません。スパッツを履くと女性陣から「足がキレイだ」と疎まれる、たわいもなく泥臭い日常こそオーガニック。

伝えたいことは15年前に始めたときと1mmもブレていません。

おいしいおはなし届けます。
滋味はこころの豊かさに。

Delivering tales of deliciousness
Wholesome flavours whole heartedly

海やら味噌やらお菓子やら、いろいろ出てくる変なアカウントですが、そんな感じでこれからもよろしくお願いいたします。

2026-09-27 v0

みそっぽくないのがMISO!な、フムスみそ。

みなさんの健康を考えた時、本当は毎日お味噌汁を食べてほしい!と思うわけですが、やっぱりパスタも美味しいし、パンだって食べたくなるものです。お米を炊いたり出汁をとったりする時間がないという方もいるでしょう。

そんな時でも発酵した調味料を、そしてしっかりとした塩分をとっていただきたいという想いで開発されたのがこのフムスみそ。

ひよこ豆を米麹で発酵させているフムスみそは、ちょっと他の味噌とは違ってコクと風味はあるものの、香りの主張がないのが面白いところ。

乳と合わせればチーズになるので、ホワイトソースに溶かし込めば、ミルクパスタ、シチュー、グラタンに。お水で溶いてオリーブオイルとあわせてサラダにかけてブラックペッパーもおすすめ。

パン食なら、薄くオリーブオイルで伸ばしてトーストすればチーズのようになりますし、クミンやガーリック、バルサミコ酢などと合わせたディップも最高に美味しい。

付け合わせに干し椎茸で出汁をとれば洋風のスープもできてしまう。洋食でも楽しく積極的に発酵調味料を食べてください。

2026-09-22 v0

【正式告知の前なのにすでに残席わずか!】

味噌,醤油だけでなく様々な発酵にまつわるワークショップを行う「うさ小屋」。いつも味噌づくりを教えている私も生徒として一緒に学ばせていただいてます。

その第五弾は再びキムチ!

今回もなんとはるばる福岡から
Fly8kitchenproduce @fly8eightk.p のあすかさん @askafly8をお迎えして、念願のキムチづくり教室を行なっていただきます。

あすかさんはいつもとってもパワフル!

お会いするだけで元気になれるので私も一緒に学ばせていただくのを楽しみにしています。

また、あすかさんは普段は薬膳料理教室などもされているので、その辺りも含めたキムチづくりになりそうです。
キムチだけでなく、ポッサムや薬膳茶のついたランチも楽しみのひとつ。
みんなで楽しくキムチを仕込みましょう。

<伝統キムチワークショップ>
祖母から伝わる無形文化遺産
キムチは韓国では毎日食卓に並ぶ発酵食品としても古くから愛され続けています。
こちらを皆様へご伝授致します。

<内容>
キムチの基礎知識 座学
キムチワークショップ(皆様と共につくります)
キムチ2株お持ち帰り
ポッサム、キムチ、わかめスープ薬膳茶 ランチ付き

<日時>
2026年
11月13日(金) 残席4
11月14日(土) 残席10
各回11:00 - 14:00

<場所>
ここく/発酵スイーツ研究所
〒889-1604 宮崎市清武町船引3996-1

<参加費>
9,800円(税込) 材料費込み
各回定員12名
当日に参加費をお支払い下さい(現金のみ)

<もちもの>
エプロン
ハンドタオル
汚れても良い服装
筆記用具
ジップロック大2枚

<お申し込み方法>
プロフのリンクから申し込みフォームへ

<申し込み締切>
11月6日(金)

みなさんのご参加お待ちしております。
ランチを食べながら一緒に美味しいキムチを仕込みましょう!

#うさ小屋

2026-09-02 v0

フムスみそって何?
お店にあるのは知ってて前から気になってるけど…

そんな方は多いと思います。このみその特徴は
「みそっぽくないのがMISO!」
この一言に尽きます。

ひよこ豆と米麹を合わせた珍しいお味噌ですが、ひよこ豆自体に油分が少ないせいか、味噌というより「発酵の旨みディップ」と言った方が正確かもしれません。

ポイントは香り。

クミンやガーリック、ブラックペッパーなどを合わせると、もう味噌感はゼロ。特にホワイトソースに合わせると乳の香りと合わさって、なんとビックリ!チーズになるんです。

オリーブオイルとの相性も抜群で、お水で溶いたフムスみそをサラダにかけ、KALDIさんで売っているエジプトの香辛料「デュカ」をパラパラとかければあっという間にお店で食べるサラダになります。

実は発酵スイーツ研究所で人気のチーズケーキも、豆乳とフムスみそでチーズ感を出していたり。

バルサミコ酢と合わせても酢味噌というよりオシャレディップ。リンゴ酢やマスタードと混ぜ合わせても◎

味噌汁にもなりますが、干し椎茸で出汁を取ると味噌というより洋風のスープです。

洋風なお料理でも発酵調味料を使いたい方はぜひ試していただきたい逸品。冷蔵庫にあると、ちょっと旨みを足したい時に本当に便利です。私は邪道かもしれませんが、スパイスカレーにもちょっと入れてしまいます^_^

そんなフムスみそ、一緒に作ってみませんか?

今月19日に鹿児島谷山のなかまのいえ @nakama_no_ie_ikukoにて
「手前フムスみその会」を初開催します。

こうしたおいしいビックリ!な利用方法を、実際に食べてもらいながら、自分用の手前フムスみそを仕込みます。

しかもマルシェも同時開催となりました!

詳細はここくのWebやなかまのいえさんのアカウントをご覧ください。

連休初日はおいしく楽しく!
みなさんのご参加お待ちしております。


2026-09-01 v0

昨日の「ぬか床美人の会パート2」では、あらたにゴボウ、レンコン、ハクサイ、生姜、豚肉に挑戦。

前回と違い、今回はゆで卵が大成功で、お弁当に入れても漬物臭くないからいい!なんて意見も出ました。相変わらず、オクラ、アスパラはキュウリ・ニンジンに次ぐ美味しさです。水気を吸い取る役もしてくれる干し椎茸の美味しさにも感動。

帰ってから醤油をかけたい気持ちを堪えながら(苦笑)キンピラ風にごま油で炒めました。

お味は噛めば噛むほど素材の味と塩の旨み、そして少しの酸味が感じられる、なんとも奥ゆかしいキンピラに。日本人に生まれてよかったーとなる逸品です。

レンコンも牛蒡も漬ける前に少しだけ湯掻いてあります。レンコンは皮を剥いて半分に切って漬けたけど、もう少し薄くスライスした方がもっと味が沁みたかもしれません。今回は三日漬けです。

次回のぬか床WSは鹿児島市比野の原田米店さんにて。
@haradakometen
9月20日(日)に米ぬかとの頂上決戦を行います。

原田米店さんで食べる白米は本当に極上モノ。厳選されたお米はもちろん炊き方もプロだから、いつもツヤツヤしていて米だけでパクパク食べれてしまうのです。

そのお米とあわせてぬか床を食べ比べる。なんとも贅沢な時間になることでしょう。

食べ比べの他、食事と麦ぬかとっこちゃんがついて6,000円

まだ残席ございます。
お申し込みはここくのWebサイトからどうぞ。

#麦ぬかとっこちゃん