2024-06-17 v0

ここくの発酵食品が美味しい理由。

麦・大豆を自分たちで作っているから
無農薬・無肥料の自然栽培だから
在来種だから
菌が生きているから
操業80年以上の老舗で麹をつけているから
おはなしがたくさん詰まっているから

…色々考えられる理由はありますが、一番の真髄は…潮です。

なかなかまとめきれず伝えることを怠っていましたが、ようやくまとめあげました。

発酵と潮。

この2つはおいしい発酵食品を作るためには切ってもきれない関係にあります。

以下からお時間ある時にご覧いただけたら幸いです。

https://cococu.jp/special/hakkoutosio/

#発酵食品 #発酵と潮 #大切なこと

2024-06-13 v0

またとんでもないものができてしまいました。

通常醤油づくりでは小麦を使います。ツンとした香ばしい香りが醤油らしい小麦の醤油ですが、今年からはここくで大切に育てている在来種の大麦を使用した醤油に切り替わります。

一昨年、試験的に仕込んで一年かけて熟成したところ、小麦よりも尖りのない、やさしくやわらかな香りの醤油になることがわかり、昨年から仕込みを本格的に開始しました。今回の発売まで2年かかっています。

口に含むとひろがるやわらかな醤油の香りはとても静かに佇み、つづいて黒潮の旨みが波が打ち寄せるように口いっぱいに拡がり出します。しかしそれはいつしか消えて行き、スッといなくなる。

まるで麦穂のゆらぎのあとに海が見え、はかなく波が消えていくような、どこまでも優しい味の醤油です。

おそらく在来種だけを使った醤油というのもはじめてではないでしょうか。古代からずっと受け継がれてきたからこそ味わえる、やさしい味わいをぜひお楽しみください。

本日ようやく第一弾の搾りと火入れが終わりました。まずはご予約いただいている方から優先的にお届けしていきます。年間600本程度しか作らない限定生産です。

わずかですが店頭・ネットショップでもお買い求めいただけますので、父の日のプレゼントなどにご利用くださいませ。

#沖醤油 #在来種 #自然栽培

2024-06-06 v0

畑担当から、食べる担当のみなさまへ!

だいぶ遅くなりましたが、先日、麦の収穫が無事に終わりました。
今年は麦の実が充実するべき4月が梅雨のように毎日雨だったこともあり、日照量が足らず、収穫が大きく遅れてしまいました。

その代わり?梅雨が6月に入った今もいまだに来ないという珍しい現象で、収穫は遅くなりましたがしっかりと余裕を持って収穫も終えることができました。収穫後の乾燥、籾摺り、選別、機械の掃除、畑の耕運、全て終わりホッとしているところです。

今年も無事に、麦茶、ごはん麦、麦味噌、あわせ味噌、大麦粉、たいやきなど、しっかりとお届けできそうです^_^

そんなおつかれさまな一区切りで咲いてくれたのはゴボウの花。

ゴボウは栽培していないですが、こうして毎年花を咲かせては種を落とし、どこかしらに勝手に生えてきます。かれこれ5年はこうして毎年花を眺めているから、もう家族のような存在。

畑に一人でいても寂しくないのは、鳥や虫やウサギなどの動物に加えてしっかり野菜たちが息づいていて、こうして限りなく無垢なメッセージを送ってくれるからでしょう。

ストーリーやリールで、少しでも伝わればいいなと思いながらアップしています。

次は灼熱の中で育てる大豆。種まきの7月下旬まで、しっかりと体調を整えながら準備をしていきたいと思います。寒気の影響でまだ朝晩冷える毎日。あたたかなお味噌汁でどうぞお身体ご自愛ください。

#大切なこと #ゴボウの花

2024-06-02 v0

6月の研究発表は沖醤油を使用した至極のみたらし。

白玉を一粒一粒頬張るごとに感じる香ばしい醤油の香り、発酵の甘み、黒潮から生まれた旨みを感じる贅沢な白玉です。

数量限定生産の沖醤油は現在は搾りの真っ最中。
こちらも楽しみですが、ひと足先にみたらしでお楽しみくださいね。

#発酵スイーツ研究所 #沖醤油 #みたらし #研究発表