ふるいで精麦された麦をふるったあとは雪景色のよう。
発売してもう5年もご愛顧いただいているここくのごはん麦、たまには詳しく説明したいと思います。
食物繊維がとれる麦ごはんが最近は流行っているので色んなところが販売していますが…
ここくのごはん麦の特徴は、九州在来種だから粒が小さく、五分づきだから歯ごたえがプチプチしていて美味しく食べられること。(炊く前に入れるのがオススメ!) 精麦したあとは扇風機でフスマをよく飛ばし、さらに写真のようにふるいをかけて粉を飛ばし、バットに全て広げて黒い麦を手で取り除いています。
市販の改良種は大粒で色も白くなるように改良されたもの。無農薬ではないので綺麗に外皮が削られてしまっているほか、歯ごたえがなくコメのように旨味もないのでなかなか続かないようです。
ちなみに最近流行りのもち麦は、この九州在来種と全く同じ六条大麦の裸麦。わずかにβ-グルカンと呼ばれる食物繊維が九州在来種よりも多く含まれることから、在来種よりも注目されることになり、一大ブームになりました。
こんなちょっとしたことを知っているかどうかでお買い物が変わります。私たち作り手からの発信はこれからどんどん大切になってくるのかもしれません。
#ごはん麦 #大切なこと
私の実家は、農家をしています。兼業農家で大規模なものではない分、ひたすら手作業のしんどさです。両親が毎日こつこつ育てています。 玉ねぎの時期の重労働、手伝った時に、あまりのしんどさに、 この仕事で家族を養ってきてくれたんだと思うと、胸が詰まりました。
チクリと心が痛む投稿です💦 農作業の大変さは婆ちゃんの手伝いで分かってはいるつもりですが、◯十年も過去の記憶。皆さまには頭が下がるばかりです💦💦💦