ヒバリの巣。手に取ると本当に温かくて、小さな体でセッセと草を集めて作りあげた健気さに心が温まります。
長い冬を超え、しばらく手を入れていなかった法面の草を刈ると、生き物たちの生活を壊してしまうようで心が痛むもの。
ただ自然は時にこんなに健気ですが、一方でとてもおそろしかったりすることも忘れてはいけません。
畑が動物に食い荒らされて、食べるものがなくなったとしたら、悠長に自然を大切に、なんて言っていられないでしょう。
私たちも生き物として、自然の一部として、この世界で生きていくために、他の生き物達とバランスをとりながらせめぎ合っています。特に私は自分以外の人のためにも、この畑を草だらけにするわけにはいかない。
久しぶりの草刈り。日焼けで火照った身体が、忘れていたそんな感覚を思い出させてくれました。
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