ぬか床の「糠」というのは米を精米するときに削った米の削りかすですが、麦の場合は麩(ふすま)といいます。
この麩を今まで実は捨てていました。
発酵させて肥料にしようとしたこともあります。畑に漉き込んで肥料にしたこともあるし、家畜の餌にしようとしたこともあります。
でもなかなかうまくいかず、結局土手などに捨てたり、あまり使用しない畑に漉き込んだりで、もったいないなぁ…と指を加えておりました。
製品化しようと思っても、共同で使われている精麦所では何が入っているか分からないし、虫が入ってしまうことが多く、ずっとどうにもできずに10年間。
でも自分だけが使う精麦機が手に入り、安心して提供できる麩ができるようになったこと、麩で糠漬けにしたらとても美味しかった!という沢山のご意見をいただきまして、ついに商品化となりました。
お願いしたのは漬物伝道師とも言われるキムラ漬物さん。3代目となるキムラさんは快く引き受けてくださいまして、今回試作があがってきたところです。
@kimura_tsukemono
言うまでもないことですが沖の潮使用でございます。
まだパッケージなどはこれからですが、とりいそぎワクワクな速報でした!
今月末、糸島で行われる発酵フェス+いとお菓子フェスには持っていきますので、気になる方はぜひ。
@hakko_fes @110_wokashi
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