今日は引き続き雨で畑はお休み。仕込み三昧の1日です。
こちらはここ数日ずっと共に過ごした大豆専用の脱穀機。ビーンハーベスターとも呼ばれますが、メーカーでも年間4台しか出ないという珍しいもの。
それだけ大豆を作る人がいないし、なによりこの機械で処理する量では採算が合いません。刈り取りも同時にしてくれる汎用コンバインはなんと1000万円近く。
1日の処理量としては400キロぐらいでしょうか。ここくの栽培している在来種、麻尻大豆は粒が小さく、蔓状に大きくなるためよく機械に絡まり、処理量は半分以下に落ち込みます。
ちなみに選別する機械は400万以上。ここくは手で選別していますが、やはり粒が小さいので同じグラム数でも倍の手間がかかることになります。
どんなに美味しくても、ずっと古代から伝えられてきた大切な種でも、最後は重さで価値が決められていく。
そんな現実と機械の値段が、大きく種や大豆の未来に関わっています。
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申告な問題ですね。