フカフカの土に重たい機械を載せて
麦と麦の真ん中をただひたすら歩き続けて5時間
西陽の中で辿り着いた光景は、あまりにもわかりやすかったのです。
自分の軌跡、働いた実感。
体中の痛み、生きている感覚。
食べるために汗をかき、疲れるから食べる。
おいしい。ありがたい。
それだけ。でもそれだけでいいと思う。 --- 農業がしてみたかったお客さんが手伝いに来てくださった昨日。沢山の忘れていた感覚を思い出させてくれました。
最初はフラフラと足元がオボつきませんでしたが、最後はしっかり地に足がついているように見えたのです。
普段屋内で作業をしている彼の背中。翼が生えて、ひろがる青空に飛び立とうとしているようでした。
#麦 #畑の風景 #人々