2025-04-23 v0

発売からそろそろ3年経とうとしている潮meアイス。実は味噌よりも売れてしまってます。

砂糖・乳卵・小麦を使用せず、ほとんど有機素材しか使わない理想の発酵アイス。こんなにこだわっても美味しくなるなら、きっとみんな真似するだろう…そう考えて、最初からこだわりの自家製塩を使用して差別化したつもりでした。

でも3年経ってもみんな真似しない。コストがかかりすぎるから?技術がないから?その理由をずっと考えてました。

そんな中、潮meアイスを都内某所にて1ヶ月間試食をしていただき、アンケートを見ていろいろ納得。

肯定的な意見もあれば、同じぐらい否定的な意見も。否定的な意見は、(思ったほど、想像より)甘くない、濃厚さが足りない、中には「味がしない」という意見もあって。

果糖ブドウ糖液糖で爆発的に甘くして、乳卵をたっぷり使って、クリーミーに滑らかに仕上げればおいしいってみんな言うこと、知ってます笑

それじゃ面白くないし、体に負担がかかるし、子供に安心して食べさせられないから、あーだこーだと何度も試作、試食を繰り返して産まれたアイスなんですよね^_^;

味噌の方もやっぱり、アミノ酸をはじめとする化学調味料の味に慣れている人にとって、ガツンと味が感じられないので物足りなく感じるようです。ガツンが欲しくて、たくさん味噌を入れてしまう人も多いみたい。

でもホンモノの味わいは果てしなく深い。口の中で変化していく味を楽しむことを知ると、いかに今まで食べていた味が薄っぺらかったのかがわかります。そっちにおいしさがあるんだけどな…

お菓子はその状況がもっと極端。とにかくガツンと甘くないと正義を振りかざすようにボロクソに言われるから面白い。分かってくれる人がいればそれでいいと開き直るしかない苦笑

写真は昨年限定で出したフレーバー。今年も夏限定で登場する予定!
数量限定ですので食べのがしなく。

潮meアイスは宮崎はもちろん、東京、静岡、愛知、大分、福岡、鹿児島などでも購入できます。※大阪は未上陸
詳しくはWebサイトの「とりあつかい店」をご覧くださいませ。

#潮meアイス

2025-04-21 v0

なんとなく新商品の予告です。温めすぎて発酵しまくりですが、数ヶ月以内に発売されることでしょう。少しずつ情報出していきますのでどうぞお楽しみに!

#裸麦

2025-04-17 v0

お味噌の計り売りを明日から店頭ではじめます。

今回、大分に行って計り売りをしているお店を3つも周りました。ものすごく難しいことを様々な葛藤の中でがんばっていて、これメーカーがやらないでどうすんの?と思ったのです。

お味噌は特に、私たちが一番やりやすい。

「ゴミを出さないため」と言うと耳が痛くて離れていく人もいるかもしれません。でもちょっと考えて欲しいのは、みんな包装資材代にお金払っています。

ゴミになるものにお金を払って、ゴミを出している。そういう意識のある方にとって、量り売りをやることはたぶんすごく意義があることなんじゃないのかなと。

というわけで、明日から清武の店頭にて、当然ながら容器持参の方に限り、100g単位でお分けします。麦味噌、あわせ味噌、フムスみそ全て可能です。

もちろん、ない時もあるかもしれませんが、熟成待ちでもよければお分けします。ぜひご利用くださいませ。

#計り売り

2025-04-14 v0

福岡や宮崎で沢山のご縁をいただいたおかげで、週末は初めての大分でした。もちろん旅行では何度も訪れていますが、こうして同じ想いで動いている人たちと会うのは初めて。

宮崎は地理的に隣の県との隔たりが大きいから、ついつい県という括りで捉えてしまいがち。でも今回大分に来て思ったのは、自分が九州に住んでるんだなぁと心から思えたこと。

どこに行っても同じように頑張ってる人たちがいて、だからこそみんな話が面白い!もっと沢山の方のお話を聞いてみたかったけど、さすがに2日では時間が足りませんでした。

これから少しずつ大分に足を運んでみたいと思います。早速6月に行くことも決まってるので今から楽しみ楽しみ😊

いろんな人とのご縁があって、今があります。ご縁をいただいたみなさんに感謝です。

@betteroita
@gokokugakka
@aromasami
@hakariuri_karahana
@moringa_nesian333
@slowfood_yamaga
@happy.eating.forever

※全然写真撮ってなかったので、、写真はうちの大根畑です。
#大分

2025-04-12 v0

あの事件以来、ここく号は出航できずにいます。

あの投稿を思いのほかみなさんが見てくれていて、会う方会う方に「大丈夫なの!?」とか、「ダメよ!命が大切よ!」と諭されたりで、本当にありがたいことだなと日々生かされていることに感謝です。

ストーリーではご報告していましたが、ウエットスーツに錘(おもり)をつけて真冬の海に潜るなど自殺行為と分かり、ダイバーさんにお願いしてロープは切ってもらいました。

色々大変な思いをしましたが、私はだいぶ船と仲良くなった気がします。

どうしても、男性は根性論のようなものが体に染み付いていて、石橋を叩いて渡るよりとにかく当たって砕けろ!みたいな選択をしがちです。

エンジンオイルを交換してくれたエンジニアの方に、沢山機関のことを教えてもらいましたが、随分無知なまま出航していたことを悟りました。

そして、船ともまだ仲良くなってなかった。他人の船に乗っているような感覚で操舵していたから、少しでも親しくなれるよう、小さな船室に寝そべってタンタンタンと鳴るエンジン音を聞いていました。

知りうる限り、たぶん、僕が3人目の持ち主。もしかしたら4人目かな。この小さな船室には小さな神棚が据えてあります。

この船は今まで誰とどんな景色を見てきて、どれだけ想い出があるのでしょう。夜中に出航したこともあっただろうし、海がしけって命からがらに帰ってきたこともあったはずです。

私にとっては大先輩。大きな胸を借りるつもりで、でも早く体の一部になるように、新米船長とここく号のやりとりはまだしばらく続きます。

次は船を停泊するためのアンカーロープの位置をやりかえて、万全の準備で出航します。慌てないこと、そして根性論で自分の背中を押さないこと。

いい年してたくさん学んでいます。

#沖の潮

2025-04-10 v0

本日は満員御礼で十日みその会でした。
毎月開催しているのに、このところずっと満員御礼です。

曜日関係なく、毎月十日の開催。

来月5月10日は貴重な土曜日の開催です。まだ残席ございますので、普段平日は動けない方もぜひこの機会にどうぞ。

6月10日、7月10日の開催についても、本日より受付開始しました。

名ばかりの発酵食品ではなく、ぜひホンモノの発酵食品の味を知ってください。その味を知ってしまうと、きっともう戻れなくなりますよ^_^

#十日みその会

2025-04-03 v0

フムスみそと牛乳(or豆乳)を合わせるとチーズになる。

さらに大麦粉でとろみをつけるとパスタによく絡まって…チーズたっぷり食べてる感じなのに胃もたれしないし、体にいい発酵食、味噌を食べてるってお得感すごい!

同じように、それをクリームシチューやグラタンにも。カルボナーラも生クリーム要らずで作れるし、カレースパイス、トマト缶と合わせると本当にヘルシーなさっぱりスパイスカレーになるよ!

(以下、めちゃくちゃ長くなっちゃいました…お時間ある時にどうぞ)

…こんな風についお勧めしてしまうのは、10年以上晩御飯を子供達のために作ってきたから。最近は全然アップしなくなってしまったけれど、以前はつくレポばかりあげていたものです。

ごはんを作る理由は「家庭の事情で」と戯けるけれど、本当のところは子供たちにちゃんとしたものを食べさせたいのはもちろんだし、何より夕ごはんの時間を大切にしたいからでした。

今日保育園でどんな遊びをしたのか、学校でお友達と話したこと、楽しかったこと、辛かったこと。

たくさん話を聞いて、僕は少し先に社会の中で生きてる人として、膝の上に乗せて絵本を読んであげてきた時から変わることなく、僕越しに少しずつ自分の経験を話してあげてきたつもりです。

その時、食卓にあるものは心の通ったものがよかった。それがどれだけ意味があったか分からないし、どんなに疲れててもがんばって作っていたこと、きっと伝わってないかもね苦笑

でも間違いなく、自分は精一杯愛情込めて、帰宅した子供達を家で迎えてきた。そういう食卓を目指してずっとやってきた。今はすっかり大きくなって、なかなか叶わなくなってしまったけれど、そこを大切にしてきたことだけはわかってほしいな。

オーガニックって無農薬だとか無添加とか、情報として捉えれば確かにそうだけれど、本当に大切なのは「心が通っているかどうか」だと私は思います。

産業的に効率的に無機的に産まれた食べモノ。食が無機だと自分も効率よく育てられ、優秀でなくては価値がないように思えてくる。かつて自分がそうだったように、生きている意味をひたすら探して徹底的に「個」に追い詰められ孤立してしまう。

心が通った食べものを届けたいから古くからの種を大切にしているし、お料理するお母さんの愛情に水を差したくないから不安になるようなものは使わない。

全ては温かな食卓のために。そうした食を子供たちに残していくために。なかなか伝わらないけれど、ここくの目指しているのはそういうところです。

おいしいおはなし届けます。滋味は心の豊かさに。

DELIVERING TALES OF DELICIOUSNESS
WHOLESOME FLAVOURS WHOLE HEARTEDLY

2025-04-02 v0

なぜ今までやらなかったのか?店頭での味噌汁の提供をはじめました。

麦味噌・あわせ味噌・フムスみそ

上記それぞれ選んでいただけます。
麦とあわせはアゴといりこ、フムスみそは椎茸で出汁を取りました。
テイクアウトも可能ですので、身体をリセットしたい方にオススメです。

そしてもうひとつ、「ききみそ」というものもご用意しています。
上記の味噌3種に、市販の添加物で作られた味のお味噌が一つ混ざった4種の試飲セット。

全然違う!となるのか、それとも意外と味の違いがわからないのか。
ぜひご自分の味覚を試してみてくださいね。

まだまだ寒い日が続きます。
温かいお味噌汁で体を温めてお過ごしください。

2025-03-27 v0

車と船は似てるようで似てない話。

車検ではなく船検というのが4年に一度あり、救命具や浮き輪、錨などの装備のチェックを行うというもの。

駐車料金ではなく係留代。港によっても違うし、船の種類によっても違い、年払い。

駐車ではなく接岸。地面が常に動いているし、風や流れの影響を受けるのでめちゃくちゃ難しい。

パーキングブレーキなんてものはないから碇をおろす。抜けなくなることもあるし、かまないこともある。接岸中はロープでうまく固定する。

エンジントラブルで動かなくなっても、JAFなんて来てくれない。海上保安庁に救助要請したらとんでもないことになるので、よほどのことがない限り横のつながりでなんとかする。そして、どんどん流されるのでやっぱり碇が必要。

夜は電灯なんてないから灯台が唯一の目印。光り方は全部違っていて、海図に細かく書かれてる。船の光も右舷、左舷、正面、背面と全て光の色が決められている。

海上では左側通行ではなく右側通行。追い越しとか、漁船に対する対応とか、警鐘などいろいろ決め事がある。

そんないろいろある中で、一番車と違うと思うこと。

それは船の大きさです。
この写真の右側に小さな漁船がいるのが見えますか?

まるでアリとゾウみたいな、とんでもなくデカいのが前から来ることがあります。そして、車と違ってぐっと目を凝らしてもスピード感がまったく掴めない。大きければ大きいほど、動いてないように見えるのです。

先日も止まっているかと思いきや、結構なスピードでこちらにむかってきていて、甲板から懐中電灯で右(面舵)に避けろと注意されました。トロトロしていると、あの大きな汽笛を鳴らされるそうです。

いろんなことをベテラン船長から教えてもらいながら、まだまだ新米船長はビクビクしながら勉強中です。

#沖の潮 #潮汲み

2025-03-19 v0

いつも製麴をお願いしている地元の老舗、金子醸造さんは、実はお店の大家の実家でもあります。

先週の米糀200kgに続き、今週は麦麹250kgを製麴しました。このあと、操業80年になる醸造所は醤油の仕込みに入るため、室(むろ)の掃除に入ります。醤油の菌と混ざらないようにするためです。

来月からしばらくは味噌の麹を仕込めなくなるので、私たちは4-5月分の麹をまとめて3月に頼みます。このできあがった麹を冷凍保管したりして随時解凍して味噌を仕込んでいきます。

ただ、この時期は原料となる麦の在庫がなくなる季節。麦の収穫は5月下旬だからです。

昨年収穫した麦も、醤油仕込み用の麦を除き、底をついてしまいました。麦は麦麹のほか、大麦粉やごはん麦、麦茶などになってみなさんのお手元に届きますが、最優先で割り振られるのはやはり味噌。

むかし麦茶かごはん麦のどちらかが、来月末あたりに欠品になるかもしれません。

そして潮もまだまだ足りていない状況で、欠品している間にどんどん予約が入り、ようやく出してもすぐ欠品になるという状況が続いています。

塩釜がもう一つできるまではこんな状況が続くかもしれません。
お味噌や塩を見つけたらぜひ確保しておいてください。

色々と課題は山積みですが、まだまだがんばります。

#沖の潮

2025-03-13 v0

発酵スイーツ研究所はおかげさまで1.5周年!

これまでは一部の商品をのぞき、店頭のみでしか買えませんでしたが、1.5周年を記念してオンラインショップでも購入できるようになりました。

砂糖・乳卵・小麦を使わず、自社農園で育てた自然栽培大麦を中心としたオーガニックな原料を使用。発酵、酵素、食物繊維などを重視した腸活スイーツを毎月研究発表してきました。

子供に安心して食べさせられるだけでなく、体にどこまでもやさしい夢のスイーツ。むしろ食事にしてもいいぐらいです。

お得なセットもご用意していますが、店頭と同じように、バラで購入できますのでこの機会にぜひご利用ください。

https://cococu.stores.jp/


#発酵スイーツ研究発表

2025-03-05 v0

横浜→大阪→浜松と味噌づくりをしながら、みなさんにいろんなお味噌を味わっていただいて気付いたこと。

九州の方が赤味噌の食べ方を知らないように、東の方は麦味噌の食べ方を知らないということ。

麦味噌は甘味もさることながら、香りが最高にいいのです。

特にうちの麦味噌の香りがいい理由は、

自社精麦で八分づきの麦に麹をつけていること
倍麹(麹歩合20=乾燥大豆の2倍)麹を入れていること
在来種(改良品種ではない)から麦本来の風味

・・・などが理由になるかな?

九州はこの香りが大好きなもんで、「味噌煮込み」という発想がないのです。だって火を入れたら香りが飛んでしまうじゃないですか。

お味噌汁も、火を止めてから静かに溶き入れる
野菜につけて食べる
おにぎりに入れる
お水で溶いてサラダにかける
冷や汁でサラサラと

とまあ、こんな感じで食べるのがオツなんです。
赤味噌のようなコクはないけれど、甘味と香りを楽しんでみてください。

出汁はイリコやアゴがオススメ。ほんの少しだけカツオを効かせてもいいけれど、ホントに少しだけにしてください。

品のある甘い香りは、ちょっとだけツンとしているから、実はオリーブオイルのまったりした味わいとの相性もいい。香りも相乗効果でフルーティーになります。

出汁をとるのが面倒という方は、炊き立ての白米にチョコンと麦味噌を乗せてオリーブオイルをひと回し。そしてスプーンで混ぜて食べる!こんな火を使わない横着メシがなんと美味しいことか。

香り満載の朝メシ、ぜひお試しくださいませ。

#麦味噌

2025-02-17 v0

最近は海のことばかりで畑の様子をお伝えしておりませんでした。

人工物が一切視界に入らない場所。今、畑では麦がすくすくと育っています。4月には穂が出て、5月中旬には麦秋といわれる黄金色の景色になることでしょう。

この畑で育った在来種の六条大麦が、大麦粉としてお菓子になったり、ごはんと混ぜるごはん麦になったり、麦麹になってあたたかなお味噌汁になったり、じんわり染みる味わい深いお醤油になったりします。

この景色が遠く離れた都会に届きますように。
今日は冷たい風が麦をサワサワと揺らしています。

#裸麦

2025-02-16 v0

14年前までこの街に10年間住んでいました。
3ブロック先のマンションに事務所を借りて、フリーランスでデザインの仕事をしていた私。

一日中画面を見ている虚無のような世界で、徐々に食に興味を持ち始めました。宮崎に移住して農業をはじめることを決意し、あと一年で移住という時に起きた東日本大震災。

それから14年間、宮崎でいろいろなことがありました。

当時はまだ小さかった子供の手を引いてここを歩いていた私が、再びここで味噌づくりをしている不思議。

人生って面白い。
新横浜、菊名、篠原町、やっぱり好きです。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
また来ます。

#味噌づくり

2025-02-14 v0

Single Image
2025-02-12
21:32
EDIT
DEL
朝からしていた胸騒ぎが現実になってしまいました。

朝7時前、小雨がぱらつく中での1回目の出航。うねりは低く順調に沖の黒潮をタンクに汲み上げ帰港。

しかし着岸に失敗。バックしてやり直そうとした際に、自身を係留しているロープがプロペラに絡まり船は急停止。咄嗟の判断でなんとか陸に飛び移り前をロープで固定しました。さてどうしたものか。

とりあえず汲んできた海水をトラックに移してから考えよう…

ギアを入れずにエンジンを再始動、船に備え付けの揚水ポンプでタンクの水をトラックに移す…しかしどうもエンジンの出力が安定しない。おかしいなと思って燃料ゲージを確認すると、メモリがなくなっていました。

このままエンストするともっと大変なエンジントラブルになる!そう判断して片方のタンクの水が3/4減ったところで中止。

しかしご覧のように片側に500kgのタンクがあるせいで船が大きく傾いてしまいました。このままの状態でここを去ることはできません。強い横風吹いたら転覆するかもしれないからです。

どうするか指南していたところ、煙突がしまったままになっていることに気づきます。さっきの出力が不安定だった原因は煙突だったのでないか。

そう仮定し、煙突を開けて再びエンジンを始動。やはり出力は安定し、無事に全ての海水をトラックに移すことができ、傾きもなおりました。

さて、次は絡まった縄問題。かなり突っ張っている状態だったので、こちらも風が吹くと縄が切れて船が流されるかもしれない。

こういう事態になるとみんな潜って絡まりを取る話は以前から聞いていました。いやいやこの凍てついた海の中に?でも今それをやらないとロープが切れるかもしれない。

船に積んであった水中ゴーグルはゴムがへたれて使えず。ウエットスーツもないし、例えあっても重りをつけないと潜れない。

ゴーグルを買って、Tシャツパンツで潜ることに決定。ゴーグルを探して近くのコンビニ、ホームセンターなどまわるも、こんな冬に何言ってんだと笑われる始末。ところが最後に行った100円ショップでゴーグルを発見。

再び船にもどり、冷たい風に震えながらゴーグルを装着してパンツになり、腰に命綱を巻きました。流石にドボンは危ないのでまずは足から…
船の手すりに手をかけて、下半身まで浸かってみました。

舐めてました。冷たいプールの比じゃありません。一気に奪われる体温と、それに合わせて鼓動が急激に速くなり、呼吸がままならない。こんなの胸まで浸かってしまったら…

それでも行こう!と、一瞬体育会系の血が騒ぎましたが、命優先の本能が勝ちました。これは無理!船にも足のかけ場がなく自力で上がれないので、カイヘイくんの手を借りてなんとか船に。

さっきまで寒かったはずの空気が全然寒くないことに驚きました。

船はしばらく出せそうにありません。ロープも切れないように、船が流されないように工夫して、いつもの半分の海水を積んで帰路に。

言葉にできないほど、たくさんの学びがありました。
こうした経験を経て船乗りになっていくのでしょう。
大先輩方には尊敬しかありません。

#沖の潮

2025-02-07 v0

生まれ育った浜松に、昨年からここくの商品が並ぶようになりました。そのタイミングで開催した味噌づくり。第二回目の開催のお知らせです。

日時:2月26日(水)13:00-15:30
場所:ビオあつみエピスリー浜松

在来種の麦・大豆、そして沖に出て汲み上げた黒潮の海塩。
こだわりの麦味噌2.5kg持ちかえり
さらに味噌・麦・塩について詳しくなれるおはなしもあります。

お申し込み・詳細はWebサイトよりどうぞ。

2025-02-06 v0

うーん、なんて可愛い船なんだ。

ここく号のシールを貼って初めての出航、今朝は2回目となる潮取りでした。

やっぱり離岸着岸でやらかして、少し怖い思いもしましたが、今日も無事に帰って来れた。

普通に生活してたら、なかなか考えないこと。
「いってきます」と家を出て「ただいま」で帰ってくる毎日の尊さ。

船のことには慣れたいけど、この気持ちだけは忘れたくないな。

沖の潮はただいま欠品中ですが、今晩も沖で採れた黒潮を徹夜で炊いています。どうぞ今しばらく待ちください。

2025-02-04 v0

ここくの製造直売所に併設する「発酵スイーツ研究所」では砂糖・乳卵・小麦不使用のオーガニックなスイーツを日々研究しています。

それは砂糖の代わりに甘酒を使用した発酵スイーツであり、さらに乳・卵などの動物性は不使用だから消化にやさしい。
そして小麦を使わないグルテンフリースイーツ!だけど、米粉は使わずに、米粉よりも食物繊維が10倍多い大麦粉を使っているという腸活スイーツでもあります。しかもすべて原料はオーガニック♡

お初となる、かわいいミニホールケーキが今月の研究発表として登場しましたので、オンラインショップでもご注文受付ます。

大麦ガトーショコラや甘酒チョコレートのしっとり生地の間に、ザクザクな大麦クッキータルトがはさまり、さらに甘味が凝縮されたドライいちごをふんだんにのせました。

かわいいおひとり様用ホールケーキ(3号:9cm)です。
冷凍便でお送りしますので、他の発酵スイーツと組み合わせてどうぞ。

2月7日(金)の午後から数量限定で店頭販売開始いたします。オンラインショップの受付は本日から。

※ご注文の順番通りにお届けいたしますが、状況によりお待ちいただく場合がございますのであらかじめご了承ください。

#発酵スイーツ研究所

2025-02-03 v0

昨年に引き続き、DEAN&DELUCA福岡店にて味噌づくりを行わせていただきました。ご参加いただいたみなさんありがとうございました。

ここでの開催の魅力はなんといってもシェフの料理です。ここくの味噌や麦、大豆を使ってシェフがつくる料理の数々はひとつひとつ感心してしまいます。

なかでも特に感心したのは大麦粉で作ったパリパリ食感のガレット。大麦粉でガレットを作ってもらったのは初めてでしたが、グルテンが入っていないから伸びが良く、非常に作りやすかったとのことです。パリパリ食感でとってもおいしかった!

応用すればクレープもできるかも?
新しい可能性にワクワク!一番僕が楽しんでいたかもしれません。

そして、嬉しいニュース!

DD福岡さんではこれまでも麦味噌を置いてくださってましたが、今後はあわせ味噌、フムス味噌、沖の潮、ごはん豆、ごはん麦、むかし麦茶、大麦粉、たまり餡あずき/きなこ、なども置いてくださるそうです。

沖の潮だけ、昨日の時点で完売してしまいましたが、その他の商品はまだ店舗にございます。ぜひご利用くださいね。

2025-01-30 v0

毎月30日(みそか)にお味噌を届けるから「みそみそ便」。宮崎市内は直接届けて周り、遠方の方には宅配で送るシステム。

今日でなんと丸10年となりました。最初からお届けしている方とはもう10年も毎月顔を合わせたりしているということに。

嬉しいやらおそろしいやら…なんと月日が経つのは早いことでしょう。

最初の頃は40件以上あったのに、今では20件ちょっと。
それでも待っていてくれる方がいるから、やっぱり続けなくちゃ。

気持ちで届けている毎月のオマケのお礼に、たまにこんな温かな気持ちをいただけるのも楽しみのひとつ。感謝が心に染み渡ります。

そんなわけで、11年目となる来期の募集を開始します。10年間、ずっと同じ値段でやってきたけれど、さすがに今期からは価格を見直させていただきました。それでもお得と思いますよ。

ご希望の方はWebサイトの申し込みフォームからお申し込みください。届けるものの組み合わせは自由。隔月便もある一年間の先払いシステムです。

https://cococu.jp/misomiso/