ちょうど10年前の今日の写真らしいです。
10kg痩せながら自力で建てたばかりのハウスを背に、同じ歳生まれのようやく見つけた渋ーいビンテージトラクター!
両者を誇らしげに伝えたいような写真ですが、実は買って2ヶ月しか経っていないトラクターが壊れた瞬間の写真でした(苦笑
はじめた当初は可能な限り「手づくり」を目指していました。エネルギーを使わない1番の持続可能な方法だからです。
しかしやってみると、収穫した麦や大豆を丸1日かけて脱穀して選別しても、たった2kgにしかならない。売っても1,000円にもなりません。
米も麦も大豆も、全て手作業にすると不思議と自分1人が食べる分しかできません。そして「手づくり」だから高いことに誰1人納得する方はいませんでした。
必要最低限でも機械を入れていかないとどうにもならない…機械は自分以外のみんなが食べる分を賄ってくれる愛らしい存在です。
安い中古の農機具を買ってはすぐに故障…古くて部品がないから廃車。そんなことを繰り返し購入した機械は、この10年でコンバイン4台、トラクター3台、管理機2台、バインダー2台、ハーベスタ2台、田植え機1台。
ずいぶん貯金を使い果たしましたが、返ってくるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
#機械たち #10周年 #トラクター #SHIBAURA #1976年製 #手づくり
クラウドファンディングでみなさまにご購入いただいた汎用コンバイン。本日ようやくデビューしました。
今まで8年間、手刈りして脱穀機で収穫して…およそ1週間ぐらいかけていた作業がほんの数時間で終わってしまう。
体育会系の血が「こんなん簡単でいいのか?」と、私に問いかけますが、いいんです!だってあの大豆の産毛を肺に吸い込まなくて良いのだから。
体を壊して終わらない形、子供たちに引き継いでいける持続可能な農業。
まだはじまったばかりですが、みなさんのおかげで大きな大きな一歩を踏み出すことができました。改めて御礼申し上げます。
みんなで新しい形を作って行けたらと思います。どうか引き続きここくをよろしくお願いいたします。
#クラウドファンディング #大豆 #在来種 #自然栽培 #麻尻大豆 #機械たち #汎用コンバイン
ちょっと体調崩しておりしばらくぶりの投稿となりました。同じようにずっと連れ添った相棒も調子が悪く、ついにお別れの時が(涙
いつも一人だけど、こいつだけは必ずそばにいてじっと畑の脇で待っていてくれました。クタクタになった私を乗せて家まで送ってくれたり、重たいものを運んでくれたり。
時に故障して困らせられたこともあったけれど、おかげで私は車に詳しくなれました。
現役生活25年。最後の7年弱を一緒に走れて良かったです。本当にありがとう。
今日は引き続き雨で畑はお休み。仕込み三昧の1日です。
こちらはここ数日ずっと共に過ごした大豆専用の脱穀機。ビーンハーベスターとも呼ばれますが、メーカーでも年間4台しか出ないという珍しいもの。
それだけ大豆を作る人がいないし、なによりこの機械で処理する量では採算が合いません。刈り取りも同時にしてくれる汎用コンバインはなんと1000万円近く。
1日の処理量としては400キロぐらいでしょうか。ここくの栽培している在来種、麻尻大豆は粒が小さく、蔓状に大きくなるためよく機械に絡まり、処理量は半分以下に落ち込みます。
ちなみに選別する機械は400万以上。ここくは手で選別していますが、やはり粒が小さいので同じグラム数でも倍の手間がかかることになります。
どんなに美味しくても、ずっと古代から伝えられてきた大切な種でも、最後は重さで価値が決められていく。
そんな現実と機械の値段が、大きく種や大豆の未来に関わっています。
申告な問題ですね。
多分一生お世話になると思われる管理機、買っちゃいました。この強力な爪が畝と畝の間の土をあげてくれるから、もう足で土を上げる必要がなくなります。働かなければ!
#機械たち
本日は今年初めて育てた小麦の収穫。おむかいのおばちゃんにもらった種なので品種不明、薄力なのか中力なのかもわかりませんw
小麦の収穫は大麦のコンバインを使わずに、バインダーという機械で刈ったものを手前のハーベスターで脱穀していきます。
なぜ同じコンバインを使わないのか。
それはどうしても混じるからです。小麦アレルギーがあるので大麦に小麦が混じると大変なことになります。
なるほど。そこから分けるのですか!!知らないところで、いろんな努力がなされているのですね…するとしないでは、大きな違い。
ひと晩乾燥機にかけていた麦。乾燥が終わった麦は今度は籾摺り機にかけて調整します。この籾摺り機が結構優秀なおかげで選別作業がかなり楽になりました。
#機械たち
どこのメーカーですか?
@ayacha5 珍しく休みたい衝動に駆られてますw
毎日おつかれさまですw
泣けますね😭切ない、、、