沖の潮が形になる時。
黒潮を船で汲み上げ、二日間寝むることなく薪で炊き続けると、それは美しい白い結晶に閉じ込められます。
仕上げはゆっくり弱火でじんわりと。
逆に最後まで火力を落とすことなくグツグツ炊き続けるとサラサラの塩が出来上がります。
それはミネラルごとにバラバラに結晶化しているということ。味のないざらつくような感覚を覚え、時に苦味すら感じることになってしまいます。
一粒の結晶の中に全てのミネラルを閉じ込める。そうすることであの海流そのままのミネラルバランスになり、おいしいと私たちが感じる塩になると考えています。
先日、大手の食品会社のバイヤーさんに「これまで色々な塩を舐めてきましたが、これ、ナンバーワンです」と言っていただきました。
塩なんてどれも同じで辛いだけ。かつて私もそう思っていましたが、この味の違いを一度知ると、抜けられなくなってしまうのです。
非常に奥が深い塩の世界。まだ足を踏み入れていない方は是非、沖の潮と他の塩の味比べをしてみてください。
ここくの味噌、醤油、潮麹はこの沖の潮を贅沢に使用した発酵食品です。
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