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5月18日、ここくは12周年を迎えます。
この12年を思い起こせば…
購入したトラクターが2ヶ月で廃車になったり
麦を徹夜で釜で収穫したり
コンバインが曲がらなくなったり
4トントラックで小川に落ちそうになったり
無視され続けたり
船で沈没しそうになったり
熱中症になったり
乾燥機を掃除していてアバラを折ったり
騙されたり
裏切られたり
怒られたり
いじめられたり
…私個人はいろんなことがあって何度も挫けそうになりましたが、ここまでやってこれたのはなぜなのか。
きっと、ここくは強いからだと思います。
ここくは私一人ではなく、作る人⇄売る人⇄買う人の関係性。一人じゃないから強いのです。全てのここくに関わる人の手によって、ここくは12周年を迎えます。
横浜でデザイナーだった私は、東日本大震災より前に宮崎に移住して農業をすることを決めていました。
ありとあらゆるお店の棚から食料がなくなったあの震災の夜、食べることができないお金しか持っていなかった自分が情けなくなり、「自給自足」の夢を見ました。
しかし実際に畑や田んぼをやってわかったのは、それはめちゃくちゃ個人主義の都会的な考え方だったこと。一人でできることなんて本当に少ししかなくて、たくさんの人にお世話になりながら生きていることを知りました。
個と個がもっと近づくように。
「ここく」にはそんな意味も込められています。
その個と個を結ぶのは、安さでもなく、見た目の良さでもなく、栄養成分でもない。お話から産まれる「おいしさ」です。
おいしいおはなし届けます。滋味はこころの豊かさに。
DELIVERING TALES OF DELICIOUSNESS
WHOLESOME FLAVOURS WHOLE HEARTEDLY
この想いだけは、これまでもこれからもずっと変わりません。
楽しいことも辛いことも、全てみんなで味わえる。
だから楽しい。だからおいしい。
12周年にあやかり、オンラインショップではあれもこれも感謝を込めて12%オフ!このセール、いつまでやるかは在庫次第です。
しばらく一緒にここくを楽しんでもらえたらと思います。
#大切なこと