はじめて仕込む方のために、一番おすすめの容器をセットにしました。縦型の透明タッパーは蓋が立つので使いやすい他、熟成が終わったらそのまま冷蔵庫に移動できるサイズ。小さく見えますが、この大きさで2.5kgのお味噌が入ります。お味噌の作り方を解説した豆本には、味噌や塩の豆知識があれこれ書かれた情報量満載の豆本になっています。大豆をコトコト煮ながら眺めてもらえたら幸いです。

お味噌を自分でつくるのは難しい・・・そう思う方が多いですが、実際は大豆を煮て混ぜて詰めるだけなのでとっても簡単。問題はそのあとのカビがみんなの苦手意識の正体です。最初のうちはカビかどうかの判断が難しいと思いますので、メールやDMなどで写真を送っていただければ判断させていただきます。カビないコツを豆本に書いていますし、もしカビてしまってもスプーンですくいとるだけ。みなさんの発酵ライフをサポートいたします

「自分で作るんだから安くしたい！」という方も時々いらっしゃいます。でも、それなら市販の大手味噌メーカーさんの作るお味噌が一番安いことに気がつくはずです。せっかく自分でつくったのにおいしくなかった・・・となってしまっては元も子もないので、妥協のない材料で仕込んでいただくことをおすすめいたします。

麦も大豆も無農薬・無肥料の自然栽培。しかも在来種です。大切に育てた麦を創業80年の老舗醸造所にて、むかしながらのもろぶた製法で製麴した生の麦麹。こちらも北海道など全国から注文がくるぐらい、なかなか手に入るものではありません。そこにこだわりの塩です。船で沖に出て美しい黒潮を平釜で炊き上げた沖の潮。高級なのではなく、当たり前に昔ながらに作られてきたお味噌の材料です。