2021-08-13 v0

定番すぎてあまりご紹介していないごはん麦。もち麦ですか?とよく聞かれますので今日はしっかりご説明したいと思います。

大麦は小麦の3倍、白米の10倍も水溶性の食物繊維、β-グルカンが含まれています。白米と一緒に炊くことで、プチプチと歯応え良く食物繊維がしっかりとれてしまう一石二鳥のごはん麦。

最近はなんでも「もち麦入り」と書いてあったりしますが、実は九州のみなさんは麦味噌で昔っっから日常食べているんです^ ^

というのは、もち麦もこの在来種のうるち麦も、実はおんなじ六条大麦の裸麦。ちなみに「六条」というのは、穂につく実の列の数を示しています。

ビールのラベルに描かれる麦は2列の二条大麦です。

ごはんと炊いてプチプチ食感を楽しむのもよし、サラダに入れてツルっとしたプチプチを楽しむのもよし。この季節は冷や汁に欠かせない食材です。

品種改良されたもち麦ではなく、(九州の方であれば特に!)こちらの在来種を手にとっていただきたいと思います。

少しの知識で種の未来は大きく変わります。

健康情報も大切ですが、こんな素晴らしい麦を繋いできてくれた御先祖様に手を合わせたいお盆の豆知識でした。

在来種は粒が小さいのが特徴。5分付きなので小さくても歯応えしっかり。炊く前に白米1合につき大さじ1入れるだけ(浸水も水を足す必要もありません)。

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