2018.4.28

【農薬使っても使わなくても】
※久々の長文です

畑の近くに、無農薬でされている方が私以外に2人いらっしゃいます。私と同じように集落の外から来ている他所者なんですが、残念なことにこのところかなり評判が悪くなっているようなのです。

昨日は午前中にK集落の方から「あいつはとんでもない。腹が立つ!」と愚痴をこぼされたと思ったら、午後はI集落の方にその方と間違われてひどい態度をとられました(誤解は解けました)。

みんな結構な怒り方をしてるので何か起こりそうな予感…2人には申し訳ないけれど、一緒に扱われないように気をつけなければいけません。

具体的な話はたくさんありすぎて書きませんが、どうも話を聞いていると農薬使う使わないの壁を自分たちで勝手に作ってる様子。

誰も無農薬のことを怒る人はいません。細かいことで怒っているようで、その実「同じ地区で農業を営む仲間として、その態度はないだろう」ということだったり。 助け合いの精神とでも言うんでしょうか。

…私は農薬の使用不使用に関わらず、もう30年以上も農業をしてきた大先輩を尊敬します。農協に依存しているのがよくないとも思いません。いろんな形があっていいし、あるべきだと思います。

お互いに苦労話をして参考になることもあるかもしれません。なにより、先輩方にはタメになる話や、トキメクような昔話を聞かせてもらえたりもするものです。

私をM君と間違えて怒っていたTさんとは30分以上話しましたが、最後はこんないい言葉を教えてくれました。

人に作業を頼むときは、やってみせて、やらせてみせて、やる気にさせて、やらせなさい。 …農薬とは関係ないところの教えです。上から目線で言うのではなく、逆に私がしている農業にも興味津々で耳を傾けてくれました。

写真は在来種の麦です。100本に1本ぐらいはこんな赤い穂が出てきます。全部同じじゃないからこそ、種の遺伝子は守られているのです。

否定から生まれた無農薬ではなく、多様性の中での無農薬。このことが、どれだけみなさんに伝わっているのかとよく考えます。


2018.04.29麦雪洞

レキシ2018.04.28