2017.11.15

<マニアックな種の話。ちょっと長いです>

4年前、山之口の道の駅で売っていた大粒の青大豆を育てました。

翌年お向かいのおばちゃんに種をあげましたが、私はその年の不作で絶えてしまい、育てるのを諦めていました。しかしおばちゃんはしっかり育ててくれていました。

その旦那さんが「なんか違う種類の大豆ができた」と持ってきてくれたのが写真の足元の大豆。

その姿はまさに麻尻大豆と同じ古代種の大豆。しかし鞘を割ると豆が青い!これはビックリ!

三年前にあげた時点で何粒か混じっていたのか?もしくは先祖返りしたのか? 一株ごとに丁寧に手で鞘を割り青大豆を脱穀してみました。

結論から言うと、やはり先祖返りしている様子。大きく3種類あります。大粒のツヤなし、小粒のツヤあり、ツヤなし。緑の濃さも濃いものから淡いものまで。一番多いのは小粒のツヤなしで淡い緑色(右下)。麻尻大豆にもっとも近いのはこの一番ツヤなしの小粒種。

大粒のツヤあり黄大豆と、小粒のツヤなし青大豆を掛け合わせた結果、今の状態になってるのかもしれない…

そういえば都城方面で「キヨミドリ」という改良青大豆を導入したという話を以前聞いたことがあったので調べてみると、キヨミドリは群馬の青大豆と大粒の黄大豆を交配したと判明。

おそらく、キヨミドリが群馬の青大豆に戻りつつあるということです。この中から小粒のツヤなし青大豆の古代種を何年もかけて選抜していけば、小粒の青大豆が育てられるようになるかも。

もしそれが成功すれば、古代種の極小大豆が黄・黒・青と全て揃うことになります。在来の小豆とごはん豆にすれば赤色も加わって彩りごはん豆もできるかも!!

早速、小豆をごはん豆として食べるとどんな感じなのか麦茶の出涸らしごはんに混ぜて食べて見ました。

小豆はごはん豆のようなコリコリした感じではなく、フニフニした感じ。これはこれでおいしい!

新たな種との出会いは謎解きのようなワクワクとともに食卓を豊かにしてくれます。たくさんのご縁に感謝です。


2017.11.23新大豆の喜び

麦まき その22017.11.14